Web上でリズム良くサービス説明を行うためのUI事例

わかりやすくサービスを説明したい

複雑なサービスをWebサイトの1ページで説明するのは大変ですよね。かといってページを遷移させると離脱が増えてしまう・・・。
そんなもやもやを動的なUIで解決出来ているサイトを2つ紹介します。

事例1:Shelfari!のトップページ


トップページ上でオレンジのボタンを押すだけで、小気味良く次々とサービス説明が表示されます。
ページ遷移なしに、限られたスペースでサービス説明が出来ていますよね。この形式で見せられると複雑なサービスもなぜか簡単に感じられます。

サービス説明が表示されるリズムが良くて気持ちがいいな、と思いました。
>>Shelfari!

事例2:三幸エステート株式会社の物件サーチ


これも限られたスペースの中で複雑なサービスを比較的わかりやすく説明できている例です。上手にSTEP分けがされているため、何をして良いか迷うことなく物件を検索できます。

こちらが何をすべきか感覚的にわかるため、特別な説明なしにリズム良くサービスを利用できますね。
>>三幸エステート株式会社

リズムをつくる

ユーザに気持ちよくサービスを理解・利用してもらう上で必要な要素のひとつに「リズム」があると思います。無駄に動的なUIはユーザのリズムを狂わせるだけですが、逆にユーザを気持ちよくさせるリズムを生み出す動的なUIも存在します。
そのような動的なUIを実現するためのポイントを整理してみました。。

    • 動作契機がユーザに委ねられている
    • 次にとるべきアクションが明確
    • 立ち位置がブレない(ページ遷移やスクロールが不要)

音楽を聴いているときに気持ちよくリズムに乗れている自分を思い浮かべてみてください。Web上でも同じ環境を作ってあげれば良いのです。
自分が好きなときに音楽をスタートでき、次にどんな音がやってくるかを把握できる状況。それでいて、足場がしっかりしてリラックスができる状況。そういった状況さえ用意してあげれば、多少複雑なサービスだったとしてもユーザに気持ちよく理解・利用してもらえるのだと上記の事例から学びました。